やる気なさそうで、たまにやる気出す。たむらブログ

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洗濯機に与えられた試練

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こんにちは。

この話の続きです↓

tamurablog.hatenadiary.com

 

そういえば、

壊れてしまった洗濯機の中から洗濯物は取り出されているものの、まだ水が残っている。

 

見る限り洗濯槽の半分くらいある水。

とりあえず水を抜かなくてはと思い、

電源ボタンをオン!

 

すると、

ピピピピピピピーって、聞いたこともない

警告音のような音が家の中に響いた。

 

なんだこれ!

するとEFのエラー表示。

なんだEFって?

なんの略なんだとは思ったものの、

大した面白いボケも思いつかなかったので

普通にネットで調べてみた。

 

ネットでわかったことは、

自分ではどうにもできない。

修理に出さないと治らない。

 

だから、何度やっても

ピピピピピピピーって変な音がなる洗濯機。

 

え?どうやって水を抜くの?

 

結局、どうやってもピピピピピピピーなので

私は自力で水を抜くという

大きな決断をしたのだった。

 

まずは大量の水と向き合った私。

どうやってこいつを抜くのか?

 

出した答えは、

風呂の桶で水を抜いてやるぜ!大作戦だった。

至って普通の作戦である。

 

そうと決まったら、

地道に洗濯機の水を風呂桶で出していく。

何回も何回も出していく。

まぁまぁ重労働だなーって思いながら、

洗濯機の水を出していく。

そうすると、ある時を境に風呂桶でかき出せる水量が、どんどん減っていった。

そして、風呂桶で出せる限界に達した。

 

この段階で、洗濯槽にはまだ10センチ位の水が残っていた。

風呂の桶で水を抜いてやるぜ!大作戦は、ここで終了になってしまった。

 

でも、まだ洗濯機の水が抜ききれていない。

残りの水をどうするか?

私は、家の中にあるもので何か使える物はないか?見渡してみた。

 

掃除道具を置いている所で、私は発見した。

 

それは、スポンジだ。

 

スポンジなら水を吸収し、洗濯槽から水を出すことができる。

なんと素晴らしいアイテム。

 

そして、ここからはじまったのが、

スポンジで根こそぎ洗濯機の水を抜いてやるぜ!大作戦だ。

 

私はスポンジを握りしめ、洗濯槽にその手を突っ込み、洗濯槽に残った水をスポンジに吸わせる。

そのスポンジが吸った水を先ほどの桶でうける。これを何度も何度も繰り返した。

 

私も頑張っているが、スポンジも頑張って水を吸ってくれてはいる。

でも、スポンジが水を吸う量は少ないので、思った以上にしんどい作業だった。

 

そして遂に。

洗濯槽の水をスポンジで抜くことに成功した。

結構、一生懸命取り組んだので、

水を抜ききった達成感を、私は感じた。

 

洗濯機の水を抜くというミッションを達成した私は、洗濯機のグルグルと回る所に目がいった。

 

なんとなくその回る所を回してみた。

そうしたら、ちゃぷちゃぷちゃぷって音がした。

 

えっ?ちゃぷちゃぷちゃぷ?

 

今度はさっきより強く回してみた。

そうすると、回すたびに水が飛び出してきた。

 

そう、私の戦いはまだ終わってはいなかった。

 

グルグルと回る所の下には、まだ水が潜んでいたのだった。

 

発見した私は、その水を見逃すわけにはいかなかった。

 

しかし、グルグルと力強く回しながら、

スポンジで水を吸い取ろうとしたが、

うまくはいかなかったのだ。

 

力強く回しながら、飛び出してきた水を吸い取る。私は、さらに難しい課題に直面した。

 

スポンジだと少し手でつぶしながら、水を吸い取るため、飛び散る水を吸い取るには不向き。

もっと簡単に水を吸収するアイテムが必要だ。

そう考えて顔を上げた時、

私の視線はそれを捉えた。

 

タオルだ。

 

タオルはお風呂上がりに、私たちの体についた水分を、簡単に吸い取ってくれる素晴らしいアイテムだ。

 

そしてここから、

グルグルと回してタオルで残った水を抜き取るぜ!大作戦がはじまった。

 

今まで苦労して水を抜いてきた私の体に鞭を打ち、ひたすら右手でグルグルと回しながら飛び出してきた水をタオルで吸収。

そして洗濯槽の外へ出していった。

 

何度回しても、水が飛び出てくる。

くそ!こんなにもタオルで吸収しては絞っているのに。

心が折れそうなほど、過酷で辛い作業だった。

 

それを10分ほど続けた結果。

水が出てこなくなった。

 

その時、本当に終わったんだ。と

達成感よりも安堵感が大きかった。

 

なんとも言えない疲労感と共に

私の戦いは終わった。

 

 

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